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話題の「糞便移植」で死亡例発生。FDAが注意喚起

健康な人の便に含まれる腸内細菌を潰瘍性大腸炎などの患者に移植する糞便移植という治療法が科学的に検証されている中、感染症による死亡例がでました。

バランスが崩れた患者の腸内細菌叢を、健康な人のより安定した、病気に強い微生物叢に置き換える目的で、FDAに承認されていない実験的治療法ですが、今回便の移植を介して多剤耐性菌に感染し、亡くなるということが起こりました。患者は免疫力が低下しているということもありましたが、今後は使用する糞便に関してはスクリーニングや検査を行うことをFDAは義務付けました。

まだまだ実験的な段階にあるため、こうした残念なことも起きてしまっています。今後も行う場合はできる限りリスクを下げた状態で行っていってほしいですね。

元のニュースはこちら。

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