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難病のハンディ克服、山中さんドラム演奏/黒石

青森県の山中さんは、指定難病の「ウィリアムズ症候群」を持ちながら、先日音楽イベント「観ROCK会」に出演し、持ち前のリズム感でドラムを叩き、力強い演奏を行いました。

ウィリアムズ症候群は7番染色体(7q11.23)上の微細な欠失(顕微鏡では発見できないほどのサイズ)により起きる疾患で、成長の遅れや空間認知障害、心血管疾患などを症状としています。現在、根本的な治療法はありませんが、リハビリや言語指導、心理カウンセリングなど様々な支援を受けながら、生活することができる人もいます。

山中さんは幼少期から音楽に興味があり、小学3年生からドラムを始め、それからはずっと熱心に取り組んできているようです。今回の演奏では、豪快に演奏をやりきり、「かっこよくできて100点満点。みんなのおかげです」と感想を言っていたそうです。

病気の有無にかかわらず、本当に好きで得意なことを見つけられると、がんばっていけるものではありますが、なかなか頻繁に起きることでもないでしょう。ですが、このように活躍する姿を見ると、せっかくの新たな時代にいろいろと挑戦していきたいと考えさせられますね。

元のニュースはこちら。

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