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「全身性強皮症」に伴う間質性肺疾患を対象に開発中のオフェブが希少疾病医薬品の指定を受ける

指定難病の「全身性強皮症」に伴う間質性肺疾患を対象に開発中である分子標的薬オフェブが希少疾病医薬品の指定を受け、承認申請の準備段階にあることがわかりました。

全身性強皮症は、皮膚や内臓が線維化していく疾患で、特に内臓の場合回復不可能な内蔵病変を起こします。現在は病期の進行に伴って起きる症状への対症療法が行われており、根本的に線維化を止める治療薬はありません。

この薬自体はすでに別の適用で承認され使用されているため、今回は適用の追加という形になります。全身性強皮症の死亡原因で最も多いものが、肺病変である間質性肺疾患であるものの、今まで治療法が確立していなかっただけに、今回の薬は注目されています。

ニンテダニブが全身性強皮症に伴う間質性肺疾患を対象に
希少疾病用医薬品の指定を取得

ベーリンガーインゲルハイム ジャパン株式会社

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