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潰瘍性大腸炎(UC)と向き合いながら新しい働き方へ|齊田浩一さん:潰瘍性大腸炎(UC)

齊田さんは長年、体と向き合いながら薬剤師として働き続けてきました。幼い頃から続くお腹の不調の正体は、後に潰瘍性大腸炎(UC)と判明します。病気と付き合いながらも、自分らしい生き方を模索し、ついに新たな一歩を踏み出そうとしている人生のステージの変化について取材しました。

これまでの経緯

  • 2013年 健康診断で異常を指摘され、精密検査の結果、潰瘍性大腸炎(UC)と診断

病気の詳細

潰瘍性大腸炎(UC)とは、大腸の粘膜に炎症が起こり、腹痛や下痢、血便などの症状が繰り返し現れる病気です。

原因は、はっきりとは解明されていませんが、免疫の異常や遺伝的な要素が関係していると考えられています。

私の場合も、振り返ってみると親も腸が弱く、体質的な部分はあったのではないかと感じています。

この病気の特徴は、良くなったり悪くなったりを繰り返すことです。

症状が落ち着いている「寛解期」と、症状が強く出る「再燃期」があり、その波とうまく付き合うことが重要になります。

治療の中心は薬による炎症のコントロールで、継続的な通院や検査も欠かせません。

病気での生活の具体例

私は子どもの頃からお腹が弱い体質でしたが、当時は日常生活に大きな支障がなかったため、深く気にすることはありませんでした。

しかし、2013年に診断を受けてからは、自分の体の状態をしっかり意識するようになりました。

食生活には気をつけています。

アルコールや辛いもの、コーヒーなどは控えるようにしていますが、正直なところお酒は好きなので、完全にやめることはしていません。

現在は赤ワインを中心に、週末に1本程度を目安に楽しんでいます(笑)

実際に生活してみて感じたのは、アルコールの強さよりも炭酸飲料のほうが腸への負担が大きいという点です。

これは私自身の体感ですね。

すべてを制限するのではなく、自分の体と相談しながら付き合っていくことが大切だと感じています。

症状としては、ストレスが強くなったときやお酒を飲みすぎたときに血便が出ることがあります。

こうした変化を見逃さず、早めに対処することを心がけています。

薬を飲み始めてから2〜3か月ほどで症状は落ち着き、現在は服薬治療によって安定した状態を保っています。

仕事の様子

私はこれまで30年以上にわたり薬剤師として働いてきました。

責任のある仕事でやりがいも大きかった一方で、ストレスを感じる場面も少なくありませんでした。

とくに、通勤は体への負担が大きく、体調が優れないときには大変さを強く感じていました。

仕事のストレスが増えると症状にも影響が出ることがあり、このまま同じ働き方を続けてよいのか悩むようになりました。

そして最終的に、2026年3月末で退職する決断をしました。

自分の体調と向き合い、無理のない働き方を選ぶことが必要だと感じたためです。

現在は、フリーのAIクリエイターおよびWebマーケターとして在宅で働く準備を進めています。

きっかけは知人からの声掛けでしたが、自分自身にとっても新しい挑戦として前向きに取り組んでいます。

これまでにChatGPTやGeminiといったAIツールをスクールで学び、さらにGoogle広告の認定資格も取得しました。

まだ試行錯誤の段階ではありますが、広告運用に強い関心があり、今後は実務経験を積みながらスキルを高めていきたいと考えています。

また、画像制作や動画制作のスキルも習得し、活動の幅を広げていくことを目指しています。

今後の目標

現時点では将来の方向性が完全に定まっているわけではありませんが、それでも新しいことに挑戦できる環境にあることを前向きに捉えています。

広告運用を中心にしながら、自分の強みを見つけ、仕事として確立していくことが目標です。

また、病気と共に生きる中で強く感じているのは、「無理をしすぎないこと」の大切さです。

すべてを我慢する生活は現実的ではなく、かえってストレスを増やしてしまいます。

そのため、体調を見ながら適度に楽しむというバランスを大切にしています。

在宅ワークという働き方は、自分のペースで仕事ができる点で非常に魅力的です。

今後はストレスをできるだけ減らしながら、健康と仕事の両立を図っていきたいと考えています。(お酒もほどほどに笑)

同じように病気を抱えている方に対しては、「すべてを制限しなくてもよい」ということを伝えたいです。

自分に合ったペースで生活を整えながら、できることを少しずつ積み重ねていくことで、新しい可能性は広がっていくと私は感じています。

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