帝人ファーマとMedii、副甲状腺機能低下症の診断・治療に向けた協業を開始
株式会社Mediiは6月2日、帝人ファーマ株式会社と協業し、指定難病の副甲状腺機能低下症における適切な診断および治療を目指すプロジェクトを2026年5月より本格的に開始したと発表しました。

副甲状腺機能低下症(指定難病235)は、副甲状腺ホルモンの分泌低下により血中のカルシウム濃度の低下やリン濃度の上昇を引き起こす疾患です。口の周囲や手足のしびれ、筋肉のけいれんなどの症状がみられる一方で、症状が特異的ではないため診断までに時間を要するケースがあります。また、治療経過中には多臓器への影響などを伴う場合もあり、複数の診療科にまたがる対応が必要とされるため、医療連携の難しさが長年の課題となっていました。
両社は本格運用に先立ち、2025年11月から2026年4月までの約6カ月間、試験運用を実施しました。株式会社Mediiが提供する医師向け専門医相談サービス「Medii Eコンサル」内にエキスパート専門医チームによる症例相談窓口を設置するとともに、医師向けの特設サイトを公開しました。その結果、当初の想定を大きく上回る累計156件の相談が幅広い診療科の医師から寄せられ、専門医の知見に対する現場の高いニーズが確認されました。
「副甲状腺機能低下症」医師向け特設サイト:https://medii.jp/pth
2026年5月からの本格運用では、症例相談窓口のさらなる活用促進と疾患啓発活動を両社共同で強化します。全国の主治医が専門医の知見に迅速にアクセスできる環境を整備し、適切な診断と治療への貢献を目指します。
