1. HOME
  2. 難病・希少疾患ニュース
  3. ノバルティス、データ操作の報告怠る-遺伝子治療薬のFDA承認前

ノバルティス、データ操作の報告怠る-遺伝子治療薬のFDA承認前

ノバルティスが米国で販売を開始した脊髄性筋萎縮症(SMA)の治療薬で、世界で最も高額な薬である「ゾルゲンスマ」に関して、開発の過程で行った動物試験の結果を操作していました。今回のことは薬の有効性や安全性に疑問を投げかけるものではないということで販売は継続する見通しとのことです。

6月28日にノバルティスは動物実験で得られたデータを社員が操作したということをFDAに報告しました。ノバルティスは操作の可能性を知りながら承認される前に当局への開示を怠っていたということで、罰金の支払いを迫られる可能性などがあるということです。

こうした結果の操作は罰金などの制裁があるだけではなく、著しく信頼を損なうという重大な行為です。たとえ薬が完成しても、信頼があって初めて患者さんは手に取ることができるということがまず大前提でしょう。

また、患者や社会にとってだけでなく、改ざん等行わずに薬を作ろうとただひたすら研究を続けている企業内の研究者にとっても、ショックであることは間違いないでしょう。正直さが徹底されていくことがすべての科学研究において望まれますね。

元のニュースはこちら。

関連記事