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無又は低ガンマグロブリン血症と慢性炎症性脱髄性多発根神経炎の治療薬ハイゼントラが製造販売承認を取得

CSLベーリング株式会社は1月22日、人免疫グロブリン製剤「ハイゼントラ20%皮下注1g/5mLシリンジ」、「ハイゼントラ20%皮下注2g/10mLシリンジ」、「ハイゼントラ20%皮下注4g/20mLシリンジ」についてプレフィルドシリンジ製剤として剤形追加の医薬品製造販売承認を2024年1月17日に取得したと発表しました。

ハイゼントラは、「無又は低ガンマグロブリン血症」と「慢性炎症性脱髄性多発根神経炎の運動機能低下の進行抑制(筋力低下の改善が認められた場合)」を効能・効果とする皮下注用で高濃度(20%)の人免疫グロブリン製剤です。医師よりトレーニングを受ければ在宅で自己注射が可能です。

CSLベーリング株式会社代表取締役社長の吉田いづみ氏は「この度のプレフィルドシリンジ製剤の承認により、本剤をご使用される患者さんおよび医療従事者の利便性向上と投与時の負担軽減につながることが期待されます。当社は、血漿分画製剤と免疫グロブリン補充療法のグローバル・リーダーとして、希少・難治性疾患の患者さんのアンメットニーズを満たし、患者さんの人生をより豊かなものにできるよう、これからも全力で取り組む所存です」と述べています。

なお、本剤は、2013年9月に無又は低ガンマグロブリン血症を効能・効果として承認を取得し、2019年3月に慢性炎症性脱髄性多発根神経炎の運動機能低下の進行抑制(筋力低下の改善が認められた場合)の効能・効果が追加されました。2023年12月現在、海外では、米国、欧州を含む67以上の国と地域で承認されています。

出典
CSLベーリング株式会社 プレスリリース

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