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インフリキシマブBS点滴静注用100mg 「ベーチェット病による難治性網膜ぶどう膜炎」への適応追加

ファイザー株式会社は2020年4月22日、インフリキシマブBS点滴静注用100mg「ファイザー」について、新たに「ベーチェット病による難治性網膜ぶどう膜炎」を対象疾患として適応追加の承認を取得したと発表しました。同薬剤はこれまで、潰瘍性大腸炎、クローン病、膿疱性乾癬などを適応症としていました。

男性で重症化しやすい炎症性疾患

ベーチェット病(指定難病56)は口腔や外陰部などの皮膚に慢性的で再発性の潰瘍が起こる炎症性疾患です。患者は日本や韓国、中国、中近東、地中海沿岸部に多いと言われています。日本国内の患者数は約2万人にも上ると推定されており、男性の方が重症化しやすいとされています。20歳~40歳ころに発症する方が多いです。原因となる遺伝子も少しずつ分かってきてはいますが、発病機構や病態はまだまだ分からないことも多いです。

出典元
ファイザー プレスリリース

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