1. HOME
  2. 難病・希少疾患ニュース
  3. 多関節に活動性を有する若年性特発性関節炎に対するリンヴォック内用液、発売を開始

多関節に活動性を有する若年性特発性関節炎に対するリンヴォック内用液、発売を開始

アッヴィ合同会社は10月23日、ヤヌスキナーゼ(JAK)阻害剤リンヴォック内用液(一般名:ウパダシチニブ水和物、以下「リンヴォック」)について、発売を開始したと発表しました。

リンヴォックは、既存治療で効果が不十分な多関節に活動性を有する若年性特発性関節炎(pcJIA)の2歳以上の患者さんを対象とした治療薬です。2026年8月24日に国内での製造販売承認を取得し、同年10月14日に薬価基準へ収載されました。同剤が新たに追加されたことで、より多くの既存治療で効果が不十分な多関節に活動性を有する若年性特発性関節炎(pcJIA)患者さんのニーズに応えることが可能となります。なお、同剤は日本において9つの適応症に対する治療薬として承認を取得しています。

画像はリリースより

若年性特発性関節炎(JIA、指定難病107)は、自己免疫疾患のひとつです。16歳未満で発症し、6週間以上持続する原因不明の慢性関節炎であり、国際リウマチ学会(ILAR)の分類基準では7つの病型に区分されています。このうち疾患経過中に5つ以上の関節が罹患する原因不明の関節炎が、多関節に活動性を有する若年性特発性関節炎(pcJIA)と定義されており、若年性特発性関節炎(JIA)全症例の約30%を占めるといわれています。多関節に活動性を有する若年性特発性関節炎(pcJIA)の主な症状には、跛行、起床時のこわばり、四肢を含む活動量の低下、関節腫脹、繊細な運動の困難さなどがあります。また、多関節に活動性を有する若年性特発性関節炎(pcJIA)患者さんの45%以上は成人期まで疾患活動性が持続するとされており、長期の身体機能制限によって生活の質に著しい影響を及ぼします。

出典
アッヴィ合同会社 プレスリリース

関連記事