潰瘍性大腸炎/クローン病/過敏性腸症候群患者向けの食事支援機能を提供開始
株式会社おいしい健康は潰瘍性大腸炎、クローン病および過敏性腸症候群における栄養管理のサポートを目的として、スマートフォンアプリやWEBサイトを通じた食事支援機能の提供を開始しました。
炎症性腸疾患(IBD)は、国の指定難病でもある潰瘍性大腸炎とクローン病に大きく分けられます。腸に炎症が起きる原因不明の疾患で下痢や血便、発熱などの症状がみられ、寛解と再燃を繰り返すために長期の治療が必要です。IBDの患者は繰り返す下痢や腹痛のために就労や就学、生活に影響があります。食生活にも大きな影響があり、自身の症状に会った食材や調理法を探すために悩んでいるかたもたくさんいます。一方、過敏性腸症候群は特に若い女性を中心に患者数が増加しており、近年では有病率が約7人に1人にものぼると推定されています。IBDと同様に食生活によって症状にも影響があるため食事の悩みを持つ患者が多いです。
株式会社おいしい健康はこのような患者を取り巻く環境を受けて、潰瘍性大腸炎、クローン病、過敏性腸症候群の疾患を持つ方向けに食事支援するためのサービス提供を開始しました。患者さんは消化管に負担をかけないずに必要なエネルギーを補給する必要があることから、本サービスでは腸に刺激を与えやすい食材を控えたレシピや食物繊維を多く含むレシピなど、管理栄養士監修のレシピが多数掲載されています。患者さんの日々の食事管理に役立てられます。