演奏会と人工呼吸器 客席追われた患者も クラシックに壁
人工呼吸器やたん吸引機の作動音、反射的に声が出てしまうなどの理由で音楽の生演奏鑑賞、特にクラシック音楽、をあきらめざるをえなくなってしまう障害者や難病の患者に向けたコンサートが、開催されました。
会場で行ったアンケートによると、たん吸引や車椅子が原因で不快な経験をし、講演を諦めている実態が明らかになりました。
一度病気になってしまうと、できないことが目についてきて、とても落ち込むことがあります。しかし、デバイスの改良などの医療技術の進歩と様々な人の配慮、理解といった社会側の変化が両輪となって、そうしたハードルは着実に少なくなっていっています。こうした一つ一つの取り組みが、未来に向けて大きな力になっていきますね。
