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「あぶらとり紙」でパーキンソン病を早期診断、AI技術で健康状態を予測するプロジェクト

11月20日に、花王とPreferred Networks(PFN)は皮脂から得られたRNAのデータを用いてパーキンソン病など難病疾患を早期診断する技術の共同開発を予定していると発表しました。

今回発表されたのは、花王が持つ「皮脂RNAモニタリング技術」の実用化に向けたプロジェクト。皮脂から得られる13,000種類のRNAを解析し、それらのデータを蓄積、PFNの技術で深層学習(ディープラーニング)することで、肌の内部状態や、将来の状態を予測します。まずは実用化第1弾として2020年の春より美容カウンセリングサービスの提供を開始するようですが、この技術をパーキンソン病などの難病疾患の早期診断へ応用してゆく計画があるようです。

パーキンソン病を確実に診断できる検査方法はまだ確立されておらず、臨床症状や他の疾患の可能性を除外することで診断が行われています。

近い将来にあぶらとり紙でパーキンソン病の診断ができるようになる!!?かもしれません。

元のニュースはこちら。

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