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障害者の社会参加後押し IT取得、教室開講へ

ITやインターネットを活用して障害者が輝けるまちづくりを目指そうと、網膜色素変性症による視覚障害があるパソコンアドバイザー、平田清志さん(33)=門川町=らが市民団体「Dream Space(ドリームスペース)」を立ち上げた。

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RareS.コメント

指定難病の「網膜色素変性症」をもつ宮崎県の平田さんが、パソコン技術の習得で障害者の就労や生活の幅を広げることを目的とした活動を行う団体「Dream Space」を立ち上げ、無料のパソコン教室を開催します。

網膜色素変性症は、原因となる遺伝子異常は多種類の疾患で、様々な型が存在する病気です。視野の狭窄や暗いところで見えにくくなるなどを初発症状として、進行していくことが知られており、確立された治療法はありませんが、遺伝子治療法のほか、進行抑制薬や人工網膜、網膜移植など様々な治療法の研究が進んでいます。

今回、パソコンアドバイザーである平田さんは、両親が全盲で障害者支援などに取り組む投資家の後藤さんと団体を立ち上げ、パソコン教室を開催することで、社会で活躍する障害者を増やし、理解の促進を目指しているということです。こうした一つ一つの活動が、大きな波となっていくといいですね。

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