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エンタイビオ皮下注、中等症から重症の潰瘍性大腸炎の維持療法を適応として発売開始

武田薬品工業株式会社は6月19日、中等症から重症の潰瘍性大腸炎の維持療法(既存治療で効果不十分な場合に限る)を効能・効果として、「エンタイビオ皮下注108mgペン/同皮下注108mgシリンジ(一般名:ベドリズマブ(遺伝子組換え)、以下「エンタイビオSC」)を発売したと発表しました。

エンタイビオSCは、消化管に選択的に作用する生物学的製剤です。今回の発売に先駆け、中等症から重症の潰瘍性大腸炎の維持療法(既存治療で効果不十分な場合に限る)としての有効性と安全性を評価した国際共同第Ⅲ相臨床試験である「MLN0002SC-3027試験」および「MLN0002SC-3030試験」の結果に基づき、2023年3月27日に製造販売承認を取得しています。

武田薬品のジャパンファーマビジネスユニット消化器疾患事業部長である谷垣任優氏は「エンタイビオSCの発売により、維持期においては皮下投与と点滴静注の2通りの投与が可能となり、患者さん個々にとって最適な投与方法を選択できるようになります。これまで以上に多くの患者さんに貢献できることを大変うれしく思います」と述べています。

出典
武田薬品工業株式会社 プレスリリース

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