デュシェンヌ型筋ジストロフィーの再生医療に向けた医師間連携システムが本格運用を開始
株式会社Mediiは4月23日、一般社団法人日本小児神経学会と連携し、デュシェンヌ型筋ジストロフィーに対する国内初の再生医療等製品「エレビジス点滴静注(以下、エレビジス)(製造販売元:中外製薬株式会社、以下、中外製薬)」の安全管理・適正使用を支援する専門家相談体制を構築したと発表しました。2026年3月上旬より、実際の症例登録に伴う本格運用を開始しています。
この取り組みは、国内初となるデュシェンヌ型筋ジストロフィー向けの再生医療等製品であるエレビジスの治療を安全に進めるためのものです。同剤は、2025年5月13日に条件及び期限付承認に該当する製造販売承認を取得し、2026年2月20日に販売が開始されました。同製品を用いた治療では患者さんの安全を最優先とするため、副作用の発生時に備えて複数の診療科の専門医による迅速で的確な対応が重要とされています。

今回構築されたシステムは、Mediiが運営する医師向け専門医相談サービスのMedii Eコンサルを用いて実現されました。処方を担当する主治医と、日本小児神経学会が組成した小児科各分野の医師からなる専門家チームが同じチャットルームに参加し、オンライン上で症例を共同管理して情報共有や相談を行います。専門医の知見を現場へ円滑に届けることで主治医の臨床判断を支援し、高度な安全管理体制を提供します。この体制は、対象製品の適正使用ガイドにも国内の高度医療における新たな安全管理の枠組みとして明記されています。

