多系統萎縮症(MSA)を適応症とするNPC-29の開発に向けた協業にかかわる契約の締結に基本合意
ノーベルファーマ株式会社は1月15日、ダイト株式会社と NPC-29(多系統萎縮症(MSA)を適応症とする、ユビキノール含有製剤)の開発に向けた協業にかかわる契約の締結を進めることについて、基本合意したと発表しました。
多系統萎縮症(指定難病17、MSA)は、脳内の特定の部位、特に基底核と小脳、および脳幹が萎縮または変性する神経変性疾患です。筋肉が硬くなり、運動障害、自律神経障害、循環器の機能不全などが起こり、進行すると死に至る場合もあります。現在、多系統萎縮症(MSA)を根治する治療法はありません。