高齢者の認知症予防にテレビ電話 カウンセラーはALS患者
様々な理由により移動が困難な方が、オンライン上で傾聴カウンセラーとして働く高齢者向けカウンセリングサービス「回想フォン」の取り組みが紹介されています。
回想フォンは、脊髄性筋萎縮症(SMA)患者でありながら会社を経営し、東海市のふるさと大使や企業アドバイザーなど幅広く活躍されている佐藤仙務さんが愛知県東海市と進めている新しいビジネスです。昔の懐かしい写真や絵を見たり、音楽を聴いたり、日用品に触れたりしながら昔の経験や思い出を語り合うことで認知症の予防効果が見込めるとして注目されている“回想法”というカウンセリングをオンラインで行います。
11月、12月の10日間限定で都内にて開催されている分身ロボットが働く「オリヒメカフェ」もそうですが、テクノロジーの進歩により、外出しなくても(本人がその場にいなくても)スマホやパソコンがあればどこにいても仕事ができるようになってきました。
回想フォンも、オリヒメカフェもまだ地域限定の実証実験中とのことなので、これらの取り組みが全国に広がり、就労の選択肢が広がってゆくのか楽しみです。