1. HOME
  2. 難病・希少疾患ニュース
  3. トレムフィアが中等症から重症の活動期潰瘍性大腸炎の成人患者を対象とした試験で良好な寛解導入効果を示す

トレムフィアが中等症から重症の活動期潰瘍性大腸炎の成人患者を対象とした試験で良好な寛解導入効果を示す

ヤンセンファーマ社は5月9日、既存治療(チオプリン製剤またはステロイド薬)および/またはAdvanced therapy(TNFα阻害薬ベドリズマブまたはトファシチニブ)に対して効果不十分もしくは忍容性が不良であった中等症から重症の活動期潰瘍性大腸炎(UC)の成人患者さんを対象とした、ヒト型抗ヒトIL-23p19モノクローナル抗体トレムフィア(一般名:グセルクマブ(遺伝子組換え))の第3相QUASAR寛解導入試験から得られた新たな有効性および安全性に関する結果を発表しました。

同試験の結果、臨床症状および組織学的所見・内視鏡所見に関連する評価項目は、統計学的に有意かつ臨床的に意義ある改善が見られました。また、安全性プロファイルは、すでに承認済みの適応症におけるトレムフィアの既知の安全性プロファイルと一致していたことも明らかになりました。

これらの研究データは、2023年5月6日~9日に米国イリノイ州シカゴで開催される米国消化器病週間年次総会にて、Late Breaking口頭発表として公表されました。

同試験の責任著者で、米Brigham and Women’s Hospital Crohn’s and Colitis CenterのメディカルディレクターでもあるJessica R. Allegretti氏はプレスリリースにて「潰瘍性大腸炎の患者さん、特に他の治療薬で効果不十分な患者さんは、体力を消耗させるような症状が続き、不安を抱えながら生活しています。今回の第Ⅲ相試験のデータは、中等症から重症の活動期潰瘍性大腸炎に対する新たな治療法を確立する上で重要な一歩となります。私たち研究者らは潰瘍性大腸炎のあらゆるステージにある患者さんに症状改善をもたらす可能性のある治療選択肢を引き続き検討しています」と述べています。

なお、トレムフィアは米国において潰瘍性大腸炎の成人患者さんの治療薬として承認されておらず、日本国内においても潰瘍性大腸炎に対しては未承認です。

出典
ヤンセンファーマ株式会社 プレスリリース

関連記事