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乾癬治療のための生物学的製剤コセンティクス、新剤型の皮下注300mgペンを発売

ノバルティス ファーマ株式会社は11月30日、尋常性乾癬、関節症性乾癬(乾癬性関節炎)、膿疱性乾癬に対する生物学的製剤の新剤形となる「コセンティクス皮下注300mgペン(一般名:セクキヌマブ(遺伝子組換え))」を発売したと発表しました。

日本国内では、尋常性乾癬、関節症性乾癬、膿疱性乾癬の成人患者さんに対する治療として、1回300mgのセクキヌマブの投与が認められています。また、50kg以上の小児患者さんにおいても1回300mgのセクキヌマブの投与が可能です。

これまで日本国内にて発売されていた75mgシリンジ製剤および150mgペン製剤のコセンティクスでは、300mgの投与を必要とする場合、投与毎に150mgペン製剤による2回の皮下注射が必要でした。しかし、今回発売されたコセンティクス皮下注300mgペンは、150mgペン製剤の同じ薬液が2倍量充填されているため、一度のみの投与が可能となり、患者さんの負担を軽減することができるとしています。

ノバルティス ファーマ社の代表取締役社長であるレオ・リー氏はプレスリリースにて「『コセンティクス』を乾癬に対する生物学的製剤として提供するにあたり、300mg製剤が新たな選択肢として加わることで、注射回数を減らし、患者さんの投与時の負担軽減につながることが期待されます。乾癬を患う患者さんやご家族の生活の質の向上に貢献できることを心から願っています」と述べています。

出典
ノバルティス ファーマ株式会社 プレスリリース

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