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小児の在宅医療を考える会がオンラインセミナーを開催

小児の在宅医療を考える会は2020年7月17日に”小児在宅医療とIT”をテーマにオンラインセミナーを開催しました。セミナー当日は医師や患者家族のみならず、この分野に興味のある方も含め約80名が参加しました。約1時間半のセミナーでは、医療法人社団ときわ理事長の小畑正孝先生とCI Inc.CEO/東京大学 産婦人科学教室の園田正樹先生がそれぞれ小児在宅に関する取り組みや課題などについて講演をし、参加者とも活発な質疑応答が広げられました。

小児の在宅医療を考える会は「子供たちがより良い医療を受けて充実した生活を過ごせるために」を目的として2018年5月に設立されました。医療従事者と患者さんの自由な交流を目指して活動を続けており、今回が第6回目の公演となります。
小児の在宅医療を考える会

「小児在宅医療の実際~訪問診療を提供する立場から~」
医療法人社団ときわ 理事長 小畑正孝先生

医療法人社団ときわは「人に寄り添い、未来に挑む」という目標を掲げ、東京都赤羽、練馬、墨田、埼玉県大宮を拠点に訪問診療を提供しています。0歳~100歳以上の方まで幅広い年齢層の患者を1400人ほど受け持っています。特に小児在宅医療の現場では、経験ある医療者も地域資源も少ないことに加え、使用するデバイスや物品が多いことも課題です。訪問診療の現場にIT技術を活用することで、薬の種類や量の細かな変更にも対応可能で、空間的な距離にも関わらずチーム医療を提供できるようになりました。また、医師には言えないけど薬剤師には言えること、などもリアルタイムに共有することで綿密なケアにも繋がっています。
医療法人社団ときわ

「病児保育とICT~事業で得た学びの共有~」
CI Inc.CEO/東京大学 産婦人科学教室 園田正樹先生

CI Inc.は「こどもと育児に関わる全ての人を笑顔にすること」を目指し、ITを活用した病児保育のサポートを提供しています。2020年4月にリリースされた「あずかるこちゃん」は病児保育施設の予約をスマートフォンから24時間いつでも申し込めるサービスです。サービスの利用は何度でも0円で、LINEから予約もできます。マップを見ながら近隣の施設が検索できるため非常に便利です。病児保育施設は予約のために必要な書類や手間の多さや認知度の低さから、利用率が30%と非常に低い現状があります。あずかるこちゃんはスマートフォンを介して、タイムリーに情報共有が可能であり24時間予約/キャンセルができるため、手軽さが特徴です。利用者からは、「空き状況が見れて嬉しい」「24時間予約できることが助かる」「キャンセルがしやすい」との意見がありました。一方、施設の保育師からは「保育に集中できる環境になった」「新規の方が増えたなど」のポジティブな意見が寄せられています。
CI Inc.


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