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国内初、順天堂大学がDAT(Device Aided Therapy)外来を開始

順天堂大学が国内初でパーキンソン病や運動疾患に対して多職種連携に基づいてデバイス治療を行う専門外来が開始されました。

主に進行期のパーキンソン病に対して脳深部刺激療法とレボドパ・カルビドパ経腸療法を用いたデバイス治療(DAT)が新たな選択肢と近年提示されてきています。こうした流れを受け、様々な医療関係者が多職種連携のもとでこのデバイス治療に特化した専門外来が国内初で用意されました。

レボドパ・カルビドパ経腸療法は空腸や皮下に持続的にレボドパやカルビドパを注入する方法です。また、脳深部刺激療法は脳深部に電極を刺すことで脳内回路の異常信号を電気的に調整します。

こうした専門外来だけに限らず、医療関係者の多職種連携はいつも必要であるということが言われ続けています。わざわざそうした標語を掲げる必要のない日が来るまで行われる様々な努力に期待していきたいですね。

元のニュースはこちらです。

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