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第2回「未来へつなぐ会(脳卒中当事者会)」開催

明けましておめでとうございます。
本年も難病・希少疾患情報サイトRareS.をどうぞよろしくお願いいたします。

2020年1月12日(日)、 動きのコツ協会の遠山友章氏が脳卒中当事者の千葉豊氏と主催する、脳卒中当事者の方々の交流会が東京都中央区で開催されました。
交流会には当事者の方々をはじめ、動きのコツ協会認定 脳梗塞リハビリセラピストやピアサポーターの方など計12名が参加しました。2回目の開催ということもあり前回に引き続き参加された方もいたため、非常に和やかに会が進行されました。

今回のテーマは「発症からのあゆみ」です。
・日常生活の中での工夫/アイデア
・今後の目標と新しい目標の立て方
の2つの話題について参加者から多くの意見が出されました。

日常生活の工夫では、市販の100均グッズを利用する、普段から少しでも運動(リハビリ)になりそうな動きをする、冷えの残る半身を冷やさないようにする、といった工夫が話し合われました。
今後の目標については、次はあのお店の料理が食べたい、多くの友達が欲しい、最寄駅までの移動時間を短縮したい、といった目標がそれぞれ出されました。
また、入院中と現在の目標の変化や新しい目標の立て方などを話す方もおり、参加者の新たな発見にもつながった様子でした。

脳卒中は後遺症として半身の麻痺の他に耳鳴りや冷え、視野異常などが現れるそうです。広い範囲に後遺症の残る脳卒中であるため、後遺症に関しては個人差があるものの、応用できる工夫について共有することで、多くの方が自身のためになる話を持ち帰れたのではないでしょうか。

リハビリの様子や生活の工夫に関して、当事者同士で共有できる場、悩みを分かち合える場はまだまだ多くありません。このような会が催されることは非常に有意義なことだと改めて実感しました。

次回の開催は4月頃が予定されています。Facebook等でイベント情報が公開されますので、ご興味のある方はご確認してみてください。

RareS.編集部 熊谷

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