神経疾患の課題解決のための新共創プログラム「ニューロサイエンスチャレンジ」を始動
武田薬品工業株式会社は8月8日、神経疾患に焦点を当てた新たな共創プログラム「ニューロサイエンスチャレンジ」を開始したと発表しました。
本プログラムは、スタートアップの事業成長を支援するPlug and Play Japan株式会社と連携し、患者さん、そのご家族、医療従事者が直面する睡眠覚醒障害の課題をデジタルの力で解決するアイデアを企業・団体から募るものです。
神経疾患は、あらゆる年齢層の人々に影響を与え、深刻な困難や孤立を引き起こすことが知られています。武田薬品は、特に睡眠覚醒障害、神経変性疾患、希少神経疾患における患者さんのアンメットニーズに対応しています。今回、募集テーマのひとつである過眠症は、日中の強い眠気を特徴とする睡眠覚醒障害ですが、「ただの疲れ」や「生活習慣の問題」と誤解されやすく、適切な診断・治療に時間を要する現状があります。
武田薬品はプレスリリースにて、「このような睡眠覚醒障害の課題に対し、新たな支援の形を企業・団体と協働し、デジタルの力で革新的なソリューションを創り出すことにより、患者さんとそのご家族がより前向きに日々を過ごせる社会の実現を目指します」と述べています。