特発性血小板減少性紫斑病(ITP)の疾患啓発活動を実施
アルジェニクスジャパン株式会社は9月4日、国の指定難病、「特発性血小板減少性紫斑病(ITP)」の啓発月間である9月に、疾患啓発活動を実施すると発表しました。
特発性血小板減少性紫斑病(指定難病63)は、血小板の減少により、出血しやすくなったり、血が止まりづらくなる疾患です。皮膚のあざや歯ぐきからの出血、鼻血、血便、血尿、月経過多などの症状が現れます。重度の場合は、まれに脳出血を引き起こすこともあります。国内には、約25,000人の患者さんがいるといわれています。
今回の啓発活動は、ラジオ番組での医師とパーソナリティーの対談企画、患者さんとつくる疾患啓発マンガ動画、丸山桂里奈さん・本並健治さんと医師の座談会を通して、特発性血小板減少性紫斑病(ITP)についてわかりやすく紹介していきます。
ラジオ番組での医師とパーソナリティーの対談企画は、全国9地域のラジオ局で実施されます。
患者さんとつくる疾患啓発マンガ動画は、発性血小板減少性紫斑病(ITP)患者さんの実体験を基にマンガ動画を新たに3本制作。「患者さんとつくるマンガ動画知ることから始めよう。特発性血小板減少性紫斑病(ITP)のこと。」と題して、登場人物やテーマごとに制作しています。私生活や仕事での症状や悩みなど、特発性血小板減少性紫斑病(ITP)をわかりやすく理解できる作品に仕上げました。アルジェニクスジャパンのYouTubeチャンネルにて公開されています。
丸山桂里奈さん・本並健治さんと医師の座談会は、元サッカー選手で日本代表として活躍した丸山桂里奈さん・本並健治さん夫妻を招いて、大阪大学医学部 血液・腫瘍内科 招へい教授の柏木浩和先生に特発性血小板減少性紫斑病(ITP)の症状や治療、患者さんの日常生活やスポーツに関する留意点などについてお話いただきます。座談会の内容は後日、記事広告として配信予定だそうです。
アルジェニクスジャパンはプレスリリースにて、「広く一般の方々にITPという疾患に対する理解の向上を促すことで、患者さんにより良い生活を営んでいただくことを目的に、本活動を実施することといたしました。今後もITPの正しい理解のために疾患啓発活動に取り組んでまいります」と述べています。