ウィルソン病治療剤(銅吸収阻害剤)・低亜鉛血症治療剤ノベルジンのオーソライズド・ジェネリックが発売
ノーベルファーマ株式会社は6月14日、ウィルソン病治療剤(銅吸収阻害剤)・低亜鉛血症治療剤「ノベルジン顆粒5%」のオーソライズド・ジェネリック(AG)である酢酸亜鉛顆粒5%「ノーベル」について、ライセンス契約締結先であるダイト株式会社が6月14日付で発売したことを発表しました。
ウィルソン病(指定難病171)は、遺伝子の異常により銅が排出されず体内に蓄積し、肝臓などに障害をきたす遺伝性の疾患です。
酢酸亜鉛顆粒5%「ノーベル」は、ノベルジン顆粒5%と原薬、添加剤(処方)、製造方法、製造場所が同一であり、「ウィルソン病(肝レンズ核変性症)/低亜鉛血症」を効能又は効果とするオーソライズド・ジェネリックです。先に発売した酢酸亜鉛錠25mg・同50mg「ノーベル」の剤型追加となります。
ノーベルファーマはプレスリリースにて、「ノベルジン錠/顆粒について、これまで蓄積された使用成績に基づき、引き続き適正使用情報の伝達をはじめとする先発メーカーとしての責務を果たしてまいります」と述べています。