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脊髄性筋萎縮症(SMA)に関するWEB市民公開講座開催

バイオジェン・ジャパン株式会社は、脊髄性筋萎縮症(SMA 指定難病 3)に関する市民公開講座をWEB上で開催すると発表しました。「脊髄性筋萎縮症の感染症対策・呼吸ケア・自宅でできるリハビリテーション」をテーマに、SMAがどのような疾患なのか、そして新型コロナウイルス感染症の影響が残る中でどのようなことに気を付けるべきかが紹介されます。

【Web市民公開講座の内容】

Web市民公開講座~脊髄性筋萎縮症(SMA)とともに~
日時:2020年7月27日(月)19:00-20:10

内容:
●医師の立場から(講演19:00-19:20 質疑19:20-19:25)
「脊髄性筋萎縮症(SMA)の呼吸ケアと感染症対策」
演者:石川悠加 先生:国立病院機構八雲病院 診療部長

●理学療法士の立場から(講演19:25-19:40 質疑19:40-19:45)
「自宅でできる呼吸のリハビリテーション」
演者:三浦利彦 先生:国立病院機構八雲病院 理学療法室長

●作業療法士の立場から(講演19:45-20:05 質疑20:05-20:10)
「学びと遊びをもっと楽しもう」
演者:田中栄一 先生:国立病院機構八雲病院 作業療法士

脊髄性筋萎縮症

SMAは特定の運動神経が障害を受ける神経・筋疾患の一種で、体幹や四肢などの筋が萎縮することで筋力低下を引き起こします。発症時期や重症度によってⅠ~Ⅳ型の4つのタイプに大別されます。特に、生後6ヶ月以内に発症するSMAⅠ型は重症化するとされ、2万人の出生に対し1人が発症すると推定されています。SMAの発症の原因となる遺伝子として運動神経細胞生存遺伝子(SMN遺伝子)であることがわかっています。常染色体劣勢遺伝の遺伝形式をとることが知られており、父親と母親のどちらからも原因遺伝子の変異を受け継いだ場合にSMAを発症します。

出典元
バイオジェンジャパン プレスリリース

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