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関節リウマチの治療標的を新規に同定

東京大学医学部附属病院と理化学研究所の研究グループは、関節リウマチおよび変形性関節症患者の滑膜繊維芽細胞の遺伝子およびその産物を統合的に解析し、炎症を引き起こす物質とDNA構造の関連性を明らかにしました。

関節リウマチは関節部の滑膜に炎症が起こり、関節破壊が起こる自己免疫疾患です。近年では生物学的製剤や分子標的薬が登場し、関節リウマチの治療を大きく変えてきましたが、一方でこうした薬剤が効かない患者の存在や副作用および有害事象が課題として残されています。そこで研究チームは、関節リウマチおよび変形性関節症患者30例に対し滑膜線維芽細胞のゲノム、トランスクリプトーム、エピゲノムを解析しました。その結果、炎症下の滑膜線維芽細胞における炎症メディエーターの発現とクロマチン構造および疾患感受性多型が明らかになりました。本研究により関節の滑膜線維芽細胞を標的にした治療薬候補に繋がると期待されています。

出典元
東大病院 プレスリリース

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