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視神経脊髄炎を対象とするIL-6受容体抗体の有効性を検証する国際共同治験の結果がThe New England Journal of Medicine電子版に掲載

国立研究開発法人国立精神・神経医療研究センター(NCNP、東京都小平市 理事長:水澤英洋)神経研究所(所長:和田圭司)の山村隆特任研究部長らの研究グループは、フランス、ドイツ、イタリア、ポーランド、ハンガリー、イギリス、スペイン、台湾、アメリカ、日本などの研究機関と共同で、神経難病である視神経脊髄炎スペクトラム(NMOSD)を対象とする抗IL-6受容体抗体サトラリズマブの第Ⅲ相国際共同治験中外製薬株式会社の企業治験)を完遂しました。その結果、ベースライン治療にサトラリズマブを上乗せ投与することによって、治験開始後最初の再発が起こるまでの期間が有意に延長することが確認されました。これまで山村らはNCNP病院で医師主導臨床試験(非盲検パイロット試験)を実施し7例のNMOSD患者におけるIL-6阻害療法の有用性を既に報告しています。今回の83例を対象とする企業治験の結果は、視神経脊髄炎におけるIL-6の関与およびIL-6シグナルを標的とする治療の意義を明確にしたものと考えられます。
 本研究成果は、日本時間2019年11月28日(木)、米国の科学誌「The New England Journal of Medicine (NEJM)」電子版に掲載されました。

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