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ベーチェット病の口腔潰瘍に対して「オテズラ」が承認されました

指定難病の「ベーチェット病」の主症状の一つである口腔潰瘍に対して、局所療法が効果不十分の場合に「オテズラ」が使用できるように承認されました。

ベーチェット病は、失明や皮膚症状、口腔内の潰瘍、外陰部潰瘍などの炎症を主な症状とする疾患で、日本を始めとして韓国や中国、中近東などで患者が多い事が言われており、その性質からシルクロード病とも呼ばれています。病因は不明であるものの、遺伝要因に感染病原体やそのほかの環境因子などが加わって発症することが言われています。現状としては対症療法が行われています。

今回は日本人39名を含む国際共同での治験をもとに承認の申請が行われていました。このように国際共同治験に参加できると、承認が世界から遅れることなく薬を使用できるようになるので、もっと盛んに日本も参加できるようになっていきたいですね。

元のニュースはこちらです。

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