「皮膚病が銭湯にくるな!」 “乾癬差別“に苦しんだ女性の告白
皮膚が剥がれ落ちていってしまう「乾癬」という疾患で苦しんできた佐藤唯華さんがその差別について告白しました。
小学4年制のときに発症した佐藤さんは、乾癬により差別され、様々な選択において不自由を感じさせられてきました。そんな中でも関節が痛くなる「乾癬性関節炎」で身体的にも困難を感じてきました。
そんな中、症状が悪化し、皮膚に膿がたまる「膿疱性乾癬」になっていまったことで、「膿疱性乾癬」は指定難病であったことから治療に補助金が出るようになり、高価な生物学的製剤による治療が受けられるようになり症状は一気に改善しました。「妖怪だった私が、やっと人間になれた」というほどまでに症状が治まったということです。
「乾癬性関節炎」は指定難病でなく、「膿疱性乾癬」は指定難病であるということには、それなりに国側でも検討が行われ続けていることかと思われます。適切なところへ適切な資源配分が行われるように、今後も指定難病が拡大されることに期待していきたいですね。