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「ルミセフ」、全身性強皮症でP3試験開始  協和キリン

指定難病の「全身性強皮症」を対象とした抗IL-17受容体A完全ヒト抗体「ルミセフ」に関する最終段階の第三相試験が開始されたと発表されました。

全身性強皮症は、皮膚や内臓が線維化していく疾患で、特に内臓の場合回復不可能な内蔵病変を起こします。現在は病期の進行に伴って起きる症状への対症療法が行われており、根本的に線維化を止める治療薬はありません。

今回の試験で、目標登録症例数を100名として、有効性と安全性を比較評価することを計画しています。この薬は、すでにいくつかの乾癬への適用で承認されており、実臨床では使用されています。また、この薬は体軸性脊椎関節炎に対しても第三相試験が行われており、続々と保険のもとで使える方向へ進みつつありますね。

元のニュースはこちら。

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