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教育にICT 静岡県教委が新たに整備予算

指定難病の「先天性ミオパチー」の漆畑さんが、「手足の不自由な子どもの絵画展」で奨励賞になりました。

漆畑さんは、パソコンやICT機器を使い、視線で意思表示をしながら、授業を受けています。今回入賞した絵も、視線を絵筆代わりにして書いたということです。

障害のある児童や生徒の学習にICTの果たす役割は大きいと言われていますが、教員の知識や技能の格差が課題として上がっているようで、授業でICTを活用・指導できると答えた教員の割合は全国で76.7%ということで、普及は進んでいますが、まだもう少しというところだそうです。

漆畑さんのいる静岡県では、その割合は71.6%の全国42位ということもあり、県の教育委員会は新たにプロジェクターやタブレット端末を特別支援学校に整備するため1500万円を予算計上し、さらに専門知識を持つICT支援員を学校に派遣するほか、ICTの活用事例を紹介する教員向けの研修を開いて教員の指導力強化を図るとしています。このように全国中で少しずつ取り組みを進めているとわかると、少し安心することができますね。

元のニュースはこちら。

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