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筋萎縮性側索硬化症(ALS)に対する医療用HAL、長期的な歩行機能維持効果を示す論文を公開

CYBERDYNE株式会社は5月20日、同社の「HAL(R)医療用下肢タイプ)」について、筋萎縮性側索硬化症(ALS)を対象に東邦大学医学部脳神経内科グループが行った研究成果が、日本内科学会が刊行する「Internal Medicine」にて、国際論文としてオンライン版が公開されたと発表しました。

画像はリリースより

ALSは、治療薬によって進行の抑制はできても、筋力低下を改善することは難しい疾患です。今回の研究では、3名のALS患者さんを対象にHALによるサイバニクス治療を1年間継続。その結果、対象となった3名全員に歩行機能維持効果が見られ、2分間の歩行距離の平均値が300日経過時点でも治療開始前と同等の水準を維持しました。

これまで、医療用HA Lによる治療は、治験によって効果が示されたALS、脊髄性筋萎縮症(SMA)など進行性の神経・筋難病疾患において医療保険が適用されていましたが、今回の論文は、1年間という長期に及ぶ治療効果を示したものであり、医学業界においても重要な成果だということです。

出典
CYBERDYNE株式会社 プレスリリース

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