心アミロイドーシスの早期診断を目指す「一般社団法人心アミロイドーシスコンソーシアム(IMPACT)」が発足
アレクシオンファーマ合同会社は1月8日、心アミロイドーシスにおける「診断ラグ」の解消を目指し、AIを活用した早期診断のためのコンソーシアムとして「一般社団法人心アミロイドーシスコンソーシアム(略称:IMPACT)」が2025年12月22日に発足したと発表しました。
心アミロイドーシスは、トランスサイレチンと呼ばれるタンパク質がアミロイド線維となって心臓に沈着し、血液を送り出しづらくなる心筋症などを引き起こす疾患です。疲労や息切れ、手足のむくみ、不整脈といった症状が多岐にわたるうえ、他の病気と似た症状も多いため診断が複雑になることが多いとされています。世界で推定30万から50万人の患者がいるとされていますが、多くの患者さんが診断に至っていないことが課題となっています。
IMPACTは、アカデミアの高度な医学的知見と企業のAI診断支援技術を融合させることで、患者さんが早期に適切な診断と治療を受けられる医療環境の整備を推進します。代表理事には熊本大学大学院生命科学研究部教授の辻田賢一先生が就任し、理事として心アミロイドーシス治療の専門家である高知大学医学部教授の北岡裕章先生、診断支援AIに強みを持つ株式会社コルバトヘルスCEOの八木隆一郎氏らが発起人となり、アレクシオンファーマの支援で設立されました。
同コンソーシアムの具体的な活動としては、心アミロイドーシス診断支援ツールの社会実装と普及促進、早期診断の重要性を社会に広めるための教育・啓発活動などが挙げられています。また、診断支援ツールの普及に資するエビデンスの構築や、国内外の学術団体と連携した診断フローの策定なども行う予定です。
