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リクシアナ錠とリクシアナOD錠、慢性血栓塞栓性肺高血圧症における血栓・塞栓形成の抑制の適応で一部変更承認を取得

第一三共株式会社は2月20日、抗凝固剤「リクシアナ錠15mg、30mg、60mg」「リクシアナOD錠15mg、30mg、60mg(一般名:エドキサバントシル酸塩水和物)」について、日本において「慢性血栓塞栓性肺高血圧症患者における血栓・塞栓形成の抑制」の効能又は効果に係る製造販売承認事項一部変更承認を取得したと発表しました。

慢性血栓塞栓性肺高血圧症(指定難病88)は、肺動脈内に血栓ができて慢性的に詰まることにより、肺高血圧症となる疾患です。

エドキサバンは、血管内で血液凝固に関与するFXa(活性化血液凝固第X因子)を選択的、可逆的かつ直接的に阻害する薬剤です。

今回の適応は、九州大学病院が日本医療研究開発機構(AMED)の助成を受け実施した慢性血栓塞栓性肺高血圧症を対象とした本剤の国内第3相臨床試験(医師主導治験)の結果に基づいたものです。2024年3月に日本において製造販売承認事項一部変更承認申請を行い、今回承認されました。

第一三共はプレスリリースにて、「慢性血栓塞栓性肺高血圧症における新たな治療の選択肢を提供することで、日本のより多くの患者さんに貢献してまいります」と述べています。

出典
第一三共株式会社 プレスリリース

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