「分身ロボット」通じ、介護支援訴え 重度障害者「仕事中も公費負担を」
東京都内で行われた自民党の会合において、重度障害者が「分身ロボット」等を利用して仕事を行っている間、介護にかかる費用の支援を国や自治体から受けられないという問題について、脊髄性筋萎縮症の三好さんが経緯を説明しました。
「重度訪問介護」制度により、重度訪問介護者は排せつの介助などのサービスを最大一割の本人負担で受けられますが、仕事中に受けたサービスに関しては、現状では全額が自分か雇用主の負担となっています。こうした現行の制度が壁となり、三好さんは就職ができなかったということがあったそうです。
病気を持っていても、「働いて人の役に立ちたい」という気持ちに応えるように、制度が改変されていくことが望まれます。平将明衆院議員は「政治主導で課題を整理したい」と話したそうで、期待していきたいですね。