経口剤「フォシーガ」(ダパグリフロジン)が、1型糖尿病で承認
SGLT2阻害薬として2型糖尿病にすでに使用されていた経口剤「フォシーガ」(ダパグリフロジン)が、このほど1型糖尿病で承認されました。
1型糖尿病は、糖尿病患者の約5%程度で、主に小児期に、原因不明に発症することが多く、発症すると生涯に渡って毎日4〜5回の注射又はポンプによるインスリン補充が必要な病気です。
昨年末に同じくSGLT2阻害薬であるスーグラが1型糖尿病に適用され、今回フォシーガが適用となりました。ただし、あくまでもインスリン製剤の代替ではないため、インスリン製剤を中止することはできません。
糖尿病であっても、生活習慣病である2型には適用されているものの、1型には適用されていないということもあることから、必ずしも同じではないことがわかります。こうした理解が広まっていくといいですね。
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