セルマ・ブレア、障害を持った人も楽しめるファッションを
彼らは、不快な状態にあるか、おしゃれをするエネルギーがないから、見られて欲しくないと思っているのね」 元恋人のファッション・デザイナー、ジェイソン・ブレイックとの間に7歳の息子アーサーくんがいるセルマは、また、多発性硬化症の診断を …
RareS.コメント
「キューティ・ブロンド」や「アメリカン・クライム・ヒストリー」などに出演していた女優のセルマ・ブレアさんが昨年多発性硬化症に診断されて以来初めて公の場に姿を表し、障害者も含めた全ての人のためのおしゃれなファッションを実現するために動き出していると明らかにしました。
指定難病である多発性硬化症(MS)は、脳や脊髄など中枢神経においての炎症により、脱髄をおこしてしまい、視力や運動などの身体機能が障害される神経疾患です。20代後半をピークとして、比較的広い年齢で発症し、再発と寛解を繰り返し、障害を蓄積していくことが知られています。
セルマさんは今年のアカデミー賞で着用して話題となったタキシード・ドレスをデザインしたクリスチャン・シリアーノさんと協力して、障害者も含めた着心地の良さを求める全ての人のためのおしゃれなファッションを実現することを考えているそうです。障害者は「周りから見えない存在」ではなく、生き生きとできるように、こうした動きが進んでいくといいですね。