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小児・若年成人の特発性ネフローゼ症候群に対するガザイバの国際共同第III相試験のトップライン結果を発表

中外製薬株式会社と日本新薬株式会社は10月30日、小児および若年成人(2〜25歳)における特発性ネフローゼ症候群(INS:Idiopathic Nephrotic Syndrome)を対象とした国際共同第III相INShore試験のトップライン結果を発表しました。この発表は、スイス・ロシュ社が10月28日にメディアリリースを行ったものです。

特発性ネフローゼ症候群は、大量の蛋白尿のために、血液中の蛋白質(特にアルブミン)が減り、全身のむくみなどの症状が現れる疾患です。

INShore試験の主要評価項目として設定されたのは、投与開始1年後(52週目)の持続的完全寛解(SCR)です。この評価項目において、ガザイバ投与群はミコフェノール酸モフェチル(MMF)群に対し、統計学的に有意かつ臨床的に意義のある改善を示しました。また、この試験におけるガザイバの安全性プロファイルは、成人を対象とした試験で既に知られているガザイバのプロファイルと一致していたことも確認されています。

出典
中外製薬株式会社 プレスリリース

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