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オンジェンティス®錠25mg 発売開始

小野薬品工業はオンジェンティス®(一般名:オピカポン)25mgについて、「レボドパ・カルビドパ又はレボドパ・ベンセラジド塩酸塩との併用によるパーキンソン病における症状の日内変動(wearing-off現象)の改善」の効能・効果で発売したことを発表しました。オンジェンティス®はカテコール-O-メチルトランスフェラーゼ(COMT)阻害剤であり、レボドパの代謝福経路を抑制することで、レボドパの効果持続時間を延長します。

パーキンソン病は手足のふるえや歩行時のふらつき等、運動機能障害がみられる神経変性疾患です。脳内のドーパミン神経が変性し、ドーパミンが産生されなくなるために運動障害が障害されます。パーキンソン病の治療法として、ドーパミンの元となるレボドパ補充療法が主流ですが、レボドパは体内で消失しやすく、1日に複数回服用しなければいけません。さらに、症状が進行するにつれてレボドパの効果持続時間が徐々に短くなっていきwearing-off現象が起こります。オンジェンティスは長時間作用するよう設計されており、1日1回の投与でOFF時間を短縮する効果が示されています。

出典元
小野薬品工業株式会社 ニュースリリース

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