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分身ロボットOriHime開発者によるオンライン講演会

バイオジェン・ジャパン株式会社は8月に開催される「SMA Month 2020」に合わせて、株式会社オリィ研究所代表取締役所長 吉藤オリィ氏によるオンライン講演を行うと発表しました。「分身ロボットOriHimeによる新たな働き方、社会とのつながり方について」をテーマにした講演の他、「分身ロボットカフェ」で実際に活躍している脊髄性筋萎縮症(SMA)患者を交えたパネルディスカッションも催されます。

【オンライン講演会の概要】

「分身ロボットOriHimeによる新たな働き方、社会とのつながり方について」
講師:吉藤オリィ氏 (株式会社オリィ研究所 代表取締役所長)
日時:2020年8月9日(日)14:00~16:15
主催:バイオジェン・ジャパン株式会社
協力:一般社団法人 ぐるり
内容
第1部(14:00-15:00): 基調講演
第2部(15:15-16:15): パネルディスカッション・質疑応答
パネリスト:
吉藤オリィ氏
OriHimeパイロット(「ふーさん」、「まやさん」)*
今井雅子氏(一般社団法人「ぐるり」代表理事)*
*分身ロボットOriHimeにて登壇予定

アメリカでは毎年8月に、脊髄性筋萎縮症(SMA)の疾患啓発月間として複数のイベントが開かれています。そこで、バイオジェン・ジャパンも日本で8月にSMAに関する情報発信やイベントを通じて、よりよい社会のために活動しています。

SMAは特定の運動神経が障害を受ける神経・筋疾患の一種で、体幹や四肢などの筋が萎縮することで筋力低下を引き起こします。発症時期や重症度によってⅠ~Ⅳ型の4つのタイプに大別されます。特に、生後6ヶ月以内に発症するSMAⅠ型は重症化するとされ、2万人の出生に対し1人が発症すると推定されています。SMAの発症の原因となる遺伝子として運動神経細胞生存遺伝子(SMN遺伝子)であることがわかっています。常染色体劣勢遺伝の遺伝形式をとることが知られており、父親と母親のどちらからも原因遺伝子の変異を受け継いだ場合にSMAを発症します。

出典元
バイオジェン・ジャパン株式会社 プレスリリース

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