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難病に負けずピアノ弾く石井さん

日本のジャズシーンで活躍してきているジャズピアニストの石井彰さんが全国各地で演奏を続けています。石井彰さんは、2016年から指定難病の球脊髄性筋萎縮症(SBMA)を発症しています。

球脊髄性筋萎縮症は、男性のみに発生する遺伝性の神経変性疾患で、筋萎縮や手の震え、最終的には呼吸機能の低下などの症状があります。原因に関して、一定程度のめどはついており、SBMAに対する初めての薬として、2017年8月にリュープロレリンという薬が発売され、ある程度進行を抑制することが出来ると言われています。また、ロボットスーツのHALもこの疾患に対して保険適用がとられています。

石井彰さんは、世界的トランペット奏者の日野皓正さんに認められて「日野皓正クインテット」の一員として世界的に活躍してきました。風邪をきっかけに受診した内科での血液検査で、SBMAの罹患がわかり、その後徐々に力が衰え、指が動かしにくくなっているそうです。しかし、ジャズへの情熱は消えることなく、回数を減らしても全国で演奏を続けています。回数を減らしているものの、週に3日程度はどこかで演奏をしているので、まだまだ精力的ですね。機会があればぜひ行ってみたいですね。

元のニュースはこちら。

石井彰さんのライブスケジュールはこちら。

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