1. HOME
  2. 難病・希少疾患ニュース
  3. 運動機能が衰える「SMA」脊髄性筋萎縮症 進行遅いIII型の短編映画が公開

運動機能が衰える「SMA」脊髄性筋萎縮症 進行遅いIII型の短編映画が公開

脊髄性筋萎縮症(SMA)のうち、一歳半から二十歳ごろまでに発症するⅢ型に関して、Ⅲ型の診断がついた青年が、患者仲間との出会いを通して病気を受け入れるまでを描いた短編映画「Bon Voyage SMAの勇者、ここに誕生」の完成披露イベントが行われました。

SMAは発症時期や病状によって4つの型に分かれるなかで、全体の2割を占めるⅢ型は年単位でゆっくり進行するために自覚しにくいのが特徴のサブタイプです。筋肉をコントロールする神経の働きが弱まり、運動機能が落ちてくるため、運動機能維持を目指すリハビリテーションが治療となっているものの、症状が重くなる思春期以降は忙しい時期であることからなかなか病院に行かない方もいらっしゃるそうです。また、血液の遺伝学的検査を行えば判明するものの、筋ジストロフィーやALSに誤診される場合もあるということです。

今回、SMAを知ってもらうためにということで、製薬企業のバイオジェンが短編映画を作成し、ネット上に無料で公開しています。興味のある方はぜひ御覧ください。

元のニュースはこちら。

映画はこちらからご覧になれます。

関連記事