パーキンソン病 共感の旋律…闘病ミュージシャン2人が学会で共演
6月4日から京都で行われている「世界パーキンソン病学会」のオープニングセレモニーで、自身ご闘病されているミュージシャン2名、樋口了一さんと山田秀俊さんが、国内外から集まったパーキンソン病関係者の前で演奏を行いました。
今回の共演は、学会側が病と闘う人に演奏を通じて勇気や希望を与えてほしいということで実現に至りました。
学会というと研究者が研究の話をしているので近寄りがたいと感じることもあるかもしれませんが、近年では学会のタイミングで患者さんとのコミュニケーションをはかるような場を設ける学会も出てきています。そうしたことを通じて、研究者と患者さんの相互理解が促進されていくといいですね。