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九州の男性、感染増加傾向 前回の倍、若年層多く 10―16年調査

九州に患者が多い成人T細胞白血病(ATL)などの原因ウイルス「HTLV1」について、九州・沖縄で男性の新規感染率が上昇傾向にあることが明らかになりました。

HTLV-1感染者の一部には、進行性の両下肢麻痺、排尿排便障害を示すひとがおり、そうした患者に関して、指定難病の「HTLV-1関連脊髄症(HAM)」と言われています。HTLV-1ウイルスは、母親から子への母乳を介して、あるいは性交渉を介して感染する事が言われています。ステロイドやインターフェロンαなどが治療としては使用されています。

これまでは母子感染の対策に重点が置かれてきたが、子供を持つことは可能ではあるものの、今後は感染が判明した男性にどのように啓発していくかが課題になってくるということです。差別や誤解が起きないように慎重に対策を行っていくことが求められますね。

元のニュースはこちら。

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