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たまご型ロボット「タピア」で治験に参加しやすい環境づくりを

日本イーライリリー株式会社は12月12日、小児患者さんが治験に参加しやすい環境づくりのため、2019年11月より、たまご型ロボット「Tapia(タピア)」(株式会社MJI社製)を用いて、小児患者さんを対象とした治験の啓発、治験参加者の募集、同意説明文書の説明および参加者の治験継続を支援するパイロット運用を開始したと発表しました。

タピアは、発話機能と液晶画面による動画再生機能を搭載したたまご型のコミュニケーションロボット。今回のパイロットでは、来院した患者さんに、治験の啓発、治験参加の募集、同意説明文書の解説、参加者の治験継続の支援などに活用するといいます。

対象疾患は若年性特発性関節炎で、実施期間は2019年11月~2021年2月を予定。また、全国で6施設(宮城1、東京1、神奈川2、大阪1、鹿児島1)が対象医療機関となるそうです。

成人用と比べると参加・継続がされにくい小児用医薬品の開発。今回の取り組みが小児患者さんとそのご家族の治験に対する認知向上、そして理解促進につながることが期待されます。

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