妊婦の腹から胎児の心臓に管刺し病気治療 臨床研究へ
… となる病気は心臓から出る大動脈の入り口が狭くなる「重症大動脈弁狭窄症」で、心臓の一部が発達せず、生まれてまもない時期から大きな …
RareS.コメント
母親のお腹の中で病気が見つかった胎児に対して、生まれる前の段階から治療を行う「胎児治療」という新しい医療技術に関し、4月から先天性心疾患である「重症大動脈狭窄症」の胎児に対して臨床研究を行っていくことがわかりました。
重症大動脈狭窄症は大動脈の入り口が狭くなり、心臓の一部がうまく発達せずに何度も手術が必要となり、生まれてくる赤ちゃん一万人あたり2〜4人が発症すると言われています。
今後三年間で5人に実施し、安全性と有効性を確かめる予定ですが、担当している医師は、慎重に進めていきたいと話しています。 こうした新しい技術は最初は抵抗を受けることがある分、誠実にすすめていくことが求められますね。