1. HOME
  2. 難病・希少疾患ニュース
  3. 全盲の女子高校生が東大に推薦合格 周囲に勇気

全盲の女子高校生が東大に推薦合格 周囲に勇気

光を感じる目の網膜に異常がみられる難病「網膜色素変性症」で両目の視力を失った和歌山県立星林高3年の菅田利佳さん(18)=和歌山市善明寺 …

続きはこちら

RareS.コメント

指定難病の「網膜色素変性症」で両目の視力を失った女性が推薦入試で東京大学教育学部に合格しました。

網膜色素変性症は、原因となる遺伝子異常は多種類の疾患で、様々な型が存在する病気です。視野の狭窄や暗いところで見えにくくなるなどを初発症状として、進行していくことが知られており、確立された治療法はありませんが、日夜進行抑制薬や人工網膜、網膜移植など様々な治療法の研究が進んでいます。

今回合格した菅田さんは誰もが平等に学べる社会の実現を目指して教育学部を選んだということです。このように注目されることは、多くの難病や希少疾患を持つ学生にとっては希望である一方で、菅田さんにとって重荷になりすぎないように大学生活を送っていただけるといいですね。

関連記事