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オピカポン、パーキンソン病の日内変動改善の効果・効能で承認申請

レボドパ含有製剤との併用で、日内変動を改善 小野薬品工業株式会社は2月27日、カテコール-O-メチルトランスフェラーゼ(COMT)阻害薬であるオピカポン(ONO-2370)について、レボドパ含有製剤との併用によるパーキンソン病における症状の日内変動(wearing …

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RareS.コメント

パーキンソン病に対するレボドパ補充療法の補助療法薬として、欧州では2016年から承認されていた「オピカポン」という薬が日本でも承認されました。

パーキンソン病は、脳内の神経細胞から分泌されるドパミンが減少することで、手足の震えや動きが緩慢になるなどの症状が出る疾患です。パーキンソン病に対する薬はいくつか販売されていますが、使用するにつれて、効いている時間が短くなり、1日の中で症状がよくなる時間帯や悪くなる時間帯が出てくるウェアリング現象という症状が現れてきます。

今回の薬は1日1度の投与で、パーキンソン病のOFF時間(薬がうまく効いていない時間)が減少するという効果が言われています。根本的な治療に向けては、様々な方法が検討されていますが、今目の前にある現実に対処するためには、このような補助療法薬も必要とされているのでしょう。少しでも患者の負担が軽減されていくことが期待されますね。

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