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はんながたかんしつせいぼうこうえん
ハンナ型間質性膀胱炎interstitial cystitis (Hunner)

指定難病226

他に、間質性膀胱炎(ハンナ型)もあります。

ハンナ型間質性膀胱炎

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病気・治療解説

概要

間質性膀胱炎とは、膀胱に原因が不明の 炎症 がおこり、それによって尿が近い、膀胱や尿道に違和感や痛みがおこる、などのつらい症状がでる病気です。病気のタイプからハンナ型と非ハンナ型に分かれます。ハンナ型では、膀胱の内視鏡でハンナ病変と呼ばれる特有の異常がみられます。難病に指定されているのはこのハンナ型で、その中でも特に症状が悪い方です。

罹患数

日本間質性膀胱炎研究会の調査によると、間質性膀胱炎の患者数は日本全体で約4500人とされています。そのうちハンナ型が45%程度を占めています。

疫学

男女比は1:5.6と、女性、特に中年以降の女性に多いです。

原因

膀胱の粘膜を覆っている細や免疫系の異常が疑われています。しかし、はっきりとした原因は見つかっていません。

遺伝

遺伝するとは考えられていません。

症状

症状が軽いと、トイレが近い、尿がたまってくると膀胱に違和感がある、という程度です。しかし症状が強くなると、1時間に何度もトイレに行く、膀胱に強い痛みを感じる、痛みが膀胱だけでなく尿道や下腹部全体に広がる、などとなります。その結果、生活に非常に大きな支障を来たし、精神的にも大きな負担となります。

治療法

根本的な治療法はありません。内視鏡を使ってハンナ病変を電気で焼けば症状がかなり改善します。必要であれば、何度か繰り返すこともできます。ほかには、症状を和らげる方法として鎮痛剤や神経の興奮を抑える薬を使うことがあります。膀胱の中に薬を入れる方法もあります。

経過

多くの患者さんで、上記の治療によって症状は改善しますが、完全に良くなることは難しく、仮に良くなっても再発することも多いです。そのため、経過観察を続けることが必要となります。一部の患者さんでは、炎症が進んで膀胱が固く小さくなり強い痛みや続くことがあります。その場合は、膀胱の摘出が必要になる症例もあります。ただし、ガンなどとは異なり、命に別状はありません。

患者さんに知って欲しいこと

辛い食品などを食べると症状が悪化することが知られています。唐辛子やわさび、マスタードなどの刺激物は避けたほうが良いでしょう。コーヒーやかんきつ類も、それを取ると症状が悪くなる人がいます。精神的なストレスで症状が悪くなることも知られています。ストレスを避け規則正しい生活を心がけましょう。

※難病情報センターhttp://www.nanbyou.or.jpより、許可をいただき掲載しております。